温故知新と再構築 約100㎡の壁画


北海道新篠津村のアートプロジェクトとして北海道最大級となる約100㎡の壁画を制作。アーティストは「unomori」。
行政の案件としてこのようにパブリックかつダイナミックな制作が出来たことは非常に珍しいケースだと考えています。

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【作品について】
テーマ:「温故知新と再構築」
この土地が積み重ねてきた文化や伝統を大切にしつつ新たな価値観が生まれていくことを願う様子を表現。

モチーフがコラージュのように組み合わさっているのは文化や伝統の再構築を意味し、そこから姿を現すモノを新たな価値観と意味付けている。
また中央の女性は和服を纏っているようにみえるが外国人女性がモチーフになっている。これは他の文化も柔軟に受け入れこれからの時代に昇華していくことを意味している。

青や紫の寒色を基調としているのは新篠津村の水(水田)をイメージ。

制作している壁画の前のスペースで地元の小さなお祭りがあり、壁画を描いている様子をみながら老若男女の皆様が楽しんでくれていたのが印象的です。
ご依頼いただきました、新篠津村役場の皆様ありがとうございました!

ノイズとノイズが干渉し合い増幅し新たな波長へ

恵比寿に移転した、Nextrust様のエントランス他3箇所に壁画を制作させていただきました。
エントランスを担当するのは、点描画と線画をおりまぜ独自の世界観を表現する細密画家である「unomori」。

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Title『NOISE』
不要な存在や乱れ、不純物、失敗作、非合理的、気にも留めてないようなこと。
ノイズとノイズが干渉し合い増幅し新たな波長へ姿を変える。
不揃いの波長同士だからこそ予測できない大きな波長へと変化し新しい価値が生まれていく。
視点を変えると非生産的で非合理的で排除されていくものこそが社会的価値であり、人間的価値だったりするのかもしれない。
本作品はノイズを発するクジラをメインモチーフとし、そこから新しい価値が生まれていく、育っていく様子を植物で表しています。
 

ご依頼いただきました、株式会社Nextrust様ありがとうございました!

北海道の冬を彩るダイナミックな森の熊

北海道札幌市芸術の森札幌アートヴィレッジ内総合アウトドア施設「芸森ワーサム」の大自然のなかで「アート」「食」「音楽」に触れる体感型イベント『GEIMORI FUN FOREST』を開催しました。
AXとしては「North Art Garage」と題し参加型ペインティングワークショップやミューラル制作を実施。

今回初タッグとなるunomori × YUSEI SAGAWAの組み合わせで、森の熊をモチーフにダイナミックな世界観で制作。
冬にはアイスバーになるこの場所にマッチしたクールな作品になったと思います。

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夜には宿泊のお客様たちとDJプレイを堪能しながらライブで制作の様子を届けました。
ちいさな子どもにも、夜にアート制作を見るという非日常を提供出来たと思います。

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